バロックアンサンブル

またまた久しぶりの投稿となってしまいました。こまめな更新ができず、ご覧下さっている方々には申し訳ない気持ちです・・。

振り返りつつの、記録となります。

2月に2回、クラス・イベントとして、チェンバロ:及川れいねさん、ヴィオラ・ダ・ガンバ:福澤宏さん、田中孝子さんとともに通奏低音との合わせ会を行いました。また今月12日には、さらにバロック・ヴァイオリンの高田あずみさんをお迎えし、リコーダーとヴァイオリンのトリオ・ソナタやカルテットなどを楽しみました。

どちらも発表会という形式ではなく、生徒さんが日頃練習してきた曲をプロの演奏家達に合わせて頂きながら、ここはこうしたら?この曲はこんな感じにするといいかもね、テンポを少し変えてもう一度やってみよう!などとアドバイスを頂き対話を重ねながら音楽を作りバロックアンサンブルを体験しようという会で、気楽な機会も含めると年に数回のペースで行ってきています。

生徒の皆様は、緊張もしつつ素敵な音に包まれ支えられて、充実した音楽を楽しまれたかなと思います。

通奏低音の方々には、長時間、たくさんの曲を弾き続け、素敵な音で支えて頂き本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

また、今月は私自身もテレマンのパリ四重奏曲6番ホ短調から演奏しました。素晴らしい奏者の方々と、とても貴重なそして改めて勉強になる機会でした。特にバロック・ヴァイオリンの高田あずみさんは、私が高校生の時からご活躍を拝見していた雲の上の方!で、このような大曲をご一緒するのは何日も前からとても緊張するものでした。当日は和やかな雰囲気の中、ヴァイオリンの繊細な表現や美しい響きとともに演奏させて頂き幸せなひとときでした。バロック音楽の奥深さに没頭する瞬間や心地よさは、慌ただしい日常の癒しです。